こんにちは、バド島です。
皆さんはバドミントンをする時、ラケットの握り方を意識していますか。
「え?握るだけだから持ち方なんてみんな一緒なんじゃないの?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は違うんです。
包丁に持ち方があるように、バドミントンラケットにもちゃんとした持ち方・握り方があります。
そしてバドミントンではラケットの持ち方・握り方は皆さんの今後の上達を左右するといっても良いくらい重要なポイントです。
なぜならバドミントンは試合の中でグリップを素早く操作してシャトルを打ち分けるからなんですね。
また、ラケットの持ち方・握り方を間違ったまま覚えてしまうと、後で直すことが非常に難しく時間がかかります。
ですから、正しいラケットの持ち方・握り方を初めに覚えてしまいましょう。
今回は初心者でも簡単に覚えられるバドミントンラケットの持ち方・握り方を教えます。
Contents
一番初めに覚えるべき握り方はイースタングリップ
グリップの握り方は様々ありますが、一番初めはイースタングリップを覚えることをオススメします。
なぜなら、イースタングリップがバドミントンの最も基本とも言える持ち方だからです。
実際、世界トップクラスの選手は構える時の基本形はイースタングリップでラケットを握って構えています。
では、イースタングリップとはどのように持つのかこれから説明しますね。
イースタングリップの握り方
ここからはイースタングリップの握り方を図を見ながら覚えていきましょう。
1.まず、指と指の間隔をあけて、優しく図のように手をグリップに添えます。

2.次に、小指でラケットを支えるように握り、中指と薬指はグリップに添えます。

3.最後に、親指と人差し指は自由に動かせるように握ります。

いかがですか?とっても簡単ですよね。
ちなみにイースタングリップは包丁の持ち方とほぼ一緒なので、バド島は「包丁持ち」と呼んでいます笑。
グリップの握る正しい位置
グリップの握り方はわかったけど、グリップのどこの部分で持てば良いかわからないということもあると思います。
ここではグリップの握る正しい位置を教えますね。
正しい位置

握る時の正しい位置はグリップエンドの少し上あたりに、握りこぶしの下側がくるくらいが理想です。
なぜなら、この部分で持つ時が一番球威がつき、なおかつ多彩なショットを打ちやすいからです。
短く持ち過ぎはケースバイケース

短く持つと正しい位置の時と比べて球威が落ちてしまうので、握り方を覚えたばかりの時は基本的には必要ないので、オススメしません。
しかし、短く持つとラケットがコントロールしやすく、素早い対応に適しています。
そのため、ダブルスの早い展開、前衛での素早い対応時には短く持つスタイルが良く使われます。
長く持ち過ぎはNG!

長く持ち過ぎると、遠心力がつくので威力ある球を打てますが、コントロールが難しく、すっぽ抜けが起きやすくなります。
そのためラケットの操作がかなり難しいので長く持つことはやめましょう。
実際、実業団の選手のグリップの位置を見てみても、長く持っている人は1人もいません。
バドミントンが上手な方がやっていないことはやらない方が良いですね。
握り方と正しい位置がわかったら実際に打ってみる
グリップの握り方と正しい位置を覚えたら実際に打って、感覚を体験しましょう。
おそらく違和感があり、気持ち悪く感じると思います。
また最初はまっすぐに飛ばなかったりすることもあるので、そういう時は素振りなどをして自分のフォームを改めて確かめてみましょう。
バドミントン上達への道はまだまだ長いですが、最初の第一歩はラケットの持ち方・握り方からです。
多くの方がラケットの握り方でこけてしまい、自己流でバドミントンをしているのが現実です。
みていると、自己流ではなかなか上達に至っていないことが多い印象です。
だからこそ、ラケットの握り方さえマスターしてしまえば、バドミントンを始めたばかりでもいくらでも抜かすことが可能です。
諦めずに一歩ずつ頑張っていきましょう。